お申込みについて
参加お申込は終了いたしました。
オンデマンド配信について
2023年2月23日
オンデマンド配信のご案内をお申込時のメールに送付させていただきました。
- 主催
- 公益社団法人日本精神神経科診療所協会 茨城県精神神経科診療所協会
- 日程
- 2023年2月19日(日)8:50~19:10
- 研修会形式
-
①ライブ配信
②オンデマンド配信(2023年2月22日~3月31日迄)
※お申込者様へメールでご案内させていただきました。 - 配信会場
- ホテルテラスザガーデン水戸 〒310-0015 茨城県水戸市宮町1-7-20
※現場での観覧はできません - 参加対象
- メンタルヘルス関連の医療従事者および障害福祉サービス事業所従事者
医師、看護師、心理士、精神保健福祉士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、生活支援員、就労指導員、職業指導員、サービス管理責任者、バックオフィススタッフ、その他メンタルヘルス・障害福祉関連事業者
大会参加費
日精診会員クリニック所属
- 医師
- 4,000円
- その他専門職
- 1,500円
その他クリニック所属
- 医師
- 6,000円
- その他専門職
- 2,000円
メンタルヘルス・障害福祉関連事業者
2,000円
大会長挨拶
当会は、昭和49年に全国の精神科開業医が集って結成されて以来、毎年各地で研究集会を開催し相互研鑽・情報共有を図りながら、地域精神科医療の発展に専心してまいりました。現在は、公益社団法人として会員数は約1700名にのぼります。当会では『日精診チーム医療・地域リハビリテーション研修会』として、医療従事者を対象に情報アップデート・スキル研鑽の研修会を開催して参りました。第23回となる今回は、2023年2月19日(日)に茨城県水戸市を配信会場として、オンライン開催する運びでございます。
地域精神医療を取り巻く状況は、ますます多様化・専門化しており、精神科医、看護師、作業療法士、精神保健福祉士、心理士など多職種の医療者チームで実践されるにとどまらず、近年では、医療業界だけでなく、障害福祉分野や様々な民間サービスと連携を図る機会も増えてきております。従いまして、今大会では、「精神科診療所と多業種サービスとの連携・協働を考える」をテーマにした研修会を実施予定でございます。
今大会が、地域精神医療・メンタルヘルスサービスの全ての実践者様にとって、相互理解とスキル研鑽の場として、また、新たな事業展開や繋がりの場として機能し、ひいては、我が国の精神保健衛生の発展、患者さま利用者さまのお役に立つような大会となれば、望外の喜びでございます。何卒、関係者様のご理解とご協力で本研修会を成功に導いていただけたら幸いに存じます。
第23回 日精診チーム医療・地域リハビリテーション研修会 茨城大会
大会長 高尾 哲也 医療法人イプシロン 理事長
大会プログラム
8:50開会
- 日精診会長開会挨拶
- 三木 和平 先生
- 公益社団法人 日本精神神経科診療所協会 会長
- 大会長開会挨拶
- 高尾 哲也 先生
- 医療法人イプシロン 理事長
9:00メインシンポジウム障害福祉サービスとの協働を考える
趣旨
広く定着した障害福祉サービスが、従来精神科診療所が担っていた機能の一部を代替し始めている現状を踏まえ、診療所とこれらのサービスとがいかに協働連携して患者利用者に高い質の医療と福祉を提供できるかについて議論し、診療所サイドが連携する際に必要な知識と方法、留意点などのノウハウを会得することが狙いである。
- 座長
- 肥田 裕久 先生
- ひだクリニック 院長
- 診療所の立場から
- 益田 裕介 先生
- 早稲田メンタルクリニック 院長
- 独立開設型の立場から
- 袰岩 弘起 様
- 株式会社LITALICO
- 上場事業者の立場から
- 小野寺 規子 様
- 株式会社LITALICO
- トークセッション
- 益田 裕介 先生、袰岩 弘起 様、小野寺 規子 様
10:50シンポジウム1診療所で心理検査を利活用する
趣旨
診療所領域において、診断や心理的援助、社会的支援に役立つはずの心理検査の活用は十分とはいえない現状がある。従来から用いられているWAISのより深い活用、学術的な検証が進む認知機能検査、また診療報酬点数は取れないまでも有能な検査スケールの紹介を通じて、日常診療にもっと心理検査が実装される呼水となることが本企画の狙いである。
- 座長
- 寺田 浩 先生
- 医療法人社団 明光会 あおいクリニック 理事長
- WAISの利活用
- 大六 一志 先生
- 放送大学 客員教授
- 認知機能検査の利活用
- 豊巻 敦人 先生
- 北海道大学大学院医学研究院 特任助教
- 診療所で有用な検査スケール等の紹介
- 菅原 大地 先生
- 筑波大学 人間系 助教
- トークセッション
- 大六 一志 先生、豊巻 敦人 先生、菅原 大地 先生
12:40アフタヌーンセミナー寛解から回復を目指すためのうつ病治療について
趣旨
うつ病治療のゴールは症状が軽減した寛解ではなく、病前の機能を取り戻した回復であると考えられている。様々な要因が寛解からの回復を阻害しているが、薬物療法においては、寛解期における認知機能障害、メランコリアの中核症状である外の出来事への非反応性、抗うつ薬の副作用としての emotional blunting などの残遺症状が回復を妨げている可能性があると考えられる。本講演ではこうした残遺症状を考慮した上で、現時点でどのような薬物療法が最適か検討したい。
- 製薬会社様セミナー
- 武田薬品工業株式会社様、ルンドベック・ジャパン株式会社様 共催
- 座長
- 大野 一樹 先生
- 医療法人南山会 柵町診療所 酒門診療所 理事長
- 演者
- 鈴木 雄太郎 先生
- 医療法人敬愛会 末広橋病院 理事長
13:30シンポジウム2職域メンタルヘルスとの協働を考える
趣旨
診療所と職域メンタルヘルス領域とのクロスポイントでは、種々の問題が生じており、いかに円滑に有益な連携構築ができるかが、患者(職員でもある)の便益に資する。診療所側・産業医側・関連サービス事業者側の3つの視点で議論し、就業者への外来診療に有益となるポイントを探ることが本企画の狙いである。
- 座長
- 高野 知樹 先生
- 神田東クリニック 院長
- リワーク運営診療所の立場から
- 横山太範 先生
- さっぽろ駅前クリニック 理事長
- 全国サービス事業者の立場から
- 刀禰 真之介 様
- 株式会社メンタルヘルステクノロジーズ 社長
- 精神科産業医事務所の立場から
- 吉野 聡 先生
- 吉野聡産業医事務所 代表
- トークセッション
- 横山太範 先生、刀禰 真之介 様、吉野 聡 先生
15:20シンポジウム3特化型デイケアプログラム
趣旨
リワークプログラムの成功例に見るように、「疾患」×「支援目的」のプログラムの発展が、精神科デイケアの今後の多様性やその社会的プレゼンスに欠かせないことを鑑み、特徴的に実践している3つのプログラムの紹介を通じて、他の医療機関でも多様な試みが萌芽していく一助になることが本企画の狙いである。
- 座長
- 大橋 昌資 先生
- 響ストレスケア~こころとからだの診療所 院長
- OCDのCBGTについて
- 北川 信樹 先生
- 医療法人ライフフォレスト 北大通こころのクリニック 院長
- 青年期発達障害ショートケア
- 太田 晴久 先生
- 昭和大学 発達障害医療研究所 准教授
- アルコール依存症デイケア
- 山﨑 聞平 先生
- 医療法人秀山会 白峰クリニック 院長
- トークセッション
- 北川 信樹 先生、太田 晴久 先生、山﨑 聞平 先生
17:00イブニングセミナーCovid-19影響下におけるリワークプログラム
趣旨
昨今の社会情勢の中で、メンタル不調に陥る職場の勤労者が増え、リワークの需要が高まっています、本講演では、演者が取り組んでいるホリスティック医療の理念に基づく、リワーク支援の実践について、コロナ禍という未曽有の経験で得た知見も含めて解説を試みたいと思います。併せて、メンタル不調の勤労者が職場に円滑に戻るためには、一体何が一番重要かという問題についても言及していく予定です。
- 製薬会社様セミナー
- ヴィアトリス製薬株式会社 主催
- 座長
- 大久保 武人 先生
- つくばねむりとこころのクリニック 院長
- 演者
- 信田 広晶 先生
- 医療法人社団 心癒会 しのだの森ホスピタル 理事長
18:00特別企画精神科診療所経営の現在とこれから
趣旨
時流の変化の只中を生きる患者を診療するのだから、診療所もまた時代に合わせた変革を行うべきだが、えてして、古き良きノスタルジアに逃避しがちなのが現状だ。精神科医というスペシャリティが診療所運営というジェネラリティを担うのはとかく困難なことが多い。これからも社会インフラとして精神科診療所が永続して国民に有益なサービスを提供し続けるため、診療所経営の支援を行う専門家を招いて概説してもらい、孤独な院長の一服の清涼剤となることが本企画の狙いである。
- 座長
- 高尾 哲也 先生
- 医療法人イプシロン
- 患者さんに優しいICT導入とは
- 野中 達裕 様
- 株式会社船井総合研究所
- 地域で永続する事業承継
- 光田 卓司 様
- 株式会社船井総合研究所
- スタッフの採用教育育成
- 安室 圭祐 様
- 株式会社船井総合研究所
- まとめ
- 野中 達裕 様
- 株式会社船井総合研究所
19:10D1グランプリ表彰式
趣旨
各クリニックのデイケアの動画を閲覧いただき、投票によって、1位~3位を表彰いたします。
- 大会長閉会挨拶
- 高尾 哲也 先生
- 医療法人イプシロン
D1グランプリについて
D1グランプリ
各「デイケア(Day care)」の魅力を「動画(Douga)」につめ込んで頂き、
そのアピール力No.1を決定しようという企画です。
作品を事前に閲覧いただき、大会当日にアンケートにて投票、結果を発表いたします。
イラストレータープロフィール
茨城県在住のイラストレーター hirt。
心臓疾患と精神疾患に悩み、乗り越え、イラストレーターに。
『街に金魚が漂う世界』をメインテーマにイラストとポエムで表現しています。 学生や思春期、青春といったものに執着して作品創りをしています。 自分自身の感情や社会に対する感想などを多く取り入れ日々作品創りに励んでおります。
大会に関するお問い合せ
茨城大会事務局(医療法人イプシロン)
- 住所
- 〒310-0022
茨城県水戸市梅香1-2-50 水戸メンタルクリニック - 電話番号
- 029-246-6033
- FAX番号
- 029-246-6033
- メール
- info@ibaseishin.com